埼少剣Q&A
- 剣道具は入部したらすぐ買う必要がありますか。いくらぐらいですか。
- 何歳から入門したらベストですか。
- 自宅でも、習ったことを復習させたり、素振りをやらせるべきでしょうか。
- 保護者の役割はどの程度でしょうか。
- 剣道をやると礼儀正しくなるというのは本当ですか。
- 竹刀で打たれると痛くないですか。
- 面と小手が臭くて不衛生ではないですか。
- 初段を取るのにどのくらい期間がかかるのですか。
- 剣道にはルールがあるのですか。
- もうすぐ剣道が中学校の授業の必修科目になるというのは本当ですか。
剣道具は入会したらすぐ買う必要がありますか。いくらぐらいですか。
すぐ買う必要はありません。
最初はトレーニングウエアで稽古します。その後、竹刀と稽古着を用意します。竹刀は2,000円程で購入できます。手ぬぐいは後援会よりプレゼントします。面や胴や小手などの剣道具を用意するのは、年齢にもよりますが、2,3ヶ月ほどしてからになります。
稽古着や剣道具は中古品を貸し出しています。
剣道具の値段は、ピンからキリまでありますから、よく調べて商品知識を十分持ってから買うようにしてください。子供の成長は早いというので、大き目のものを買うと体に合わず、上達に支障となります。その子の体にぴったり合ったものを用意してください。指導者に相談しながら買うといいでしょう。まったく新しいものよりも中古の方が使いやすいという人もいます。最近はインターネットで安く手に入れたというケースもあるようです。先輩の会員から経験や情報をもらいましょう。
何歳から入門したらベストですか。
何歳からとは、一概には言えません。
小さくても興味、関心を持つ子もいるので、埼少剣では、幼稚園児や保育園児の子も入部可能です。
自宅でも、習ったことを復習させたり、素振りをやらせるべきでしょうか。
習ったことを復習することは大事です。
最初は指導者が自宅でもやってくださいと指示することだけで十分です。特に稽古着を着ること、剣道具を自分一人でつけたり片付けたりできるようになることなどは、なかなか大変です。根気強く何度も練習させてくだい。
保護者の役割はどの程度でしょうか。
2ヶ月に1度程度です。
保護者は埼玉少年剣道部後援会会員として、子供たちの練習や試合のサポートをします。
練習当番として2ヶ月に1度程度の周期で、体育館の鍵開け等の役割があります。
剣道をやると礼儀正しくなるというのは本当ですか。
本当です。
剣道は「礼に始まり礼に終わる。」ことを重視しますので、礼儀について学習することができます。
竹刀で打たれると痛くないですか。
新入生が竹刀で打ったり打たれたりの稽古をいきなり行う事はありません。
打つ場所は防具をつけているところと決められていますので、そこを打たれる分にはそれほど痛くありません。しかし、上手になるまでは、相手が間違えて防具をつけていない場所を打ってしまうこともあります。
面と小手が臭くて不衛生ではないですか。
汗をかいたままにしておくと臭くなります。
稽古が終わったら乾いたタオルで汗をしっかりふき取り、日陰で乾燥させてください。最近は消臭剤も売られています。
初段を取るのにどのくらい期間がかかるのですか。
初段の受験資格は中学2年生からです。
そのとき級位審査で1級に合格していることが条件です。埼少剣では入会した子が稽古を続ければ、必ず中学生の間に初段が取れるように指導します。
なお、小学2年生からは毎年1回、行田市剣道連盟主催の「級位審査会」を受審し、5級から1級までの級の認定を受けます。
剣道にはルールがあるのですか。
剣道には試合・審判規則が決められており、明確なルールがあります。
打つ場所は、小手,面,胴,突きの4つ(ただし突きは高校生以上に限る)で、故意にここ以外の場所を打つと反則になります。試合では審判員がいて、公正に行われるように違反に対しペナルティーを与えます。
埼少剣では、小学生以上になると積極的に対外試合に出場します。また行田市秋季剣道大会には幼稚園児も未着の部に出場します。
もうすぐ剣道が中学校の授業の必修科目になるというのは本当ですか。
本当です。2011年から武道が中学1,2年生で必修科目になります。
日本の伝統と文化の尊重ということで、剣道は、「文武両道」を目標に学校教育に大きな役割を果たすことになります。小学生のいまから準備をすることもよいのではないでしょうか。